省エネルギー事業

自然冷媒機器

スーパー等の施設のエネルギー消費は冷凍・冷蔵設備が最も高い割合です。店内の冷凍・冷蔵設備が店舗内の気温を下げる効果があるため、空調負荷は低く、店内は常に冷房状態にあります。冷蔵・冷凍設備は基本的に24時間365日稼働状況にあるため、効率的な運用が不可欠となります。

現在、冷凍・冷蔵機器の冷媒として、主に温室効果の高いHFC(ハイドロフルオロカーボン)が使用されており、この排出が急増しております。このため、近年技術開発が進んでいる自然冷媒を使用し、かつエネルギー効率の高い機器を普及させることが重要となってきました。ここでの自然冷媒とは自然環境にあるもの(CO2、水、アンモニアなど)を冷媒としたもので、環境へ与える影響もほとんどありません。

国も、現在の冷凍・冷蔵機器使用時の冷媒ガスの漏洩に着目し、機器の定期点検と漏えい量の報告を行わせるなど管理強化をしております【フロン排出抑制法】。しかし、自然冷媒の冷凍冷蔵設備に変更する、フロン排出規制法の対象外となります。本件、機器入れ換えに対し補助金も準備されておますので、特に大型の設備を保有の方は検討されてみてはいかがでしょうか。


冷凍・冷蔵物流センター

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